ナポリ⇒ミラッツォ線

ナポリ⇒ミラッツォ線はイタリアとシチリア島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSiremarのみです。

こちらは週3便まで、約16時間15分の所要時間で運航されています。

ナポリ⇒ミラッツォ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

ルート&港について

ナポリ⇒ミラッツォのフェリー会社

  • Siremar
    • 週3便の運航 16時間15分
    • 料金を見る

ナポリ⇒ミラッツォ線の平均運賃

この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。ナポリ⇒ミラッツォ線では車と搭乗者 2名が一番多く予約されています。

ナポリとは

ナポリ(Napoli/Naples)はイタリア南部カンパニア州の都市で、同国の西沿岸部にあるナポリ湾に面しています。また、ヴェスヴィオ山とフレグレイ平野という、二つの火山性地域に挟まれた特殊な位置に築かれた都市でもあります。西暦79年に起きたヴェスヴィオ山の噴火で倒壊したローマ時代のポンペイ、ヘルクラネウム、オプロンティス、スタビアエなどの遺跡はナポリ近郊に位置しており、ソレントや美しいアマルフィ海岸も隣接しています。さらに、かつてローマ海軍の軍港として機能していたユリウス港(Portus Julius)も、ポッツオーリとバイアの港町にあり、ナポリの北側に位置しています。ナポリには中世のバロック調やルネサンス様式の教会、城、宮殿が多数あり、長い間、芸術や建築の中心地として栄えています。また、18世紀にはほぼ無損傷のヘクラネウムル遺跡やポンペイ遺跡の発見に続き、新古典主義の時代を経験しました。

ナポリの港はフェリー、水中翼船、SWATH(小水線面積双胴船)の拠点で、ナポリ県のカプリ島、イスキア島、ソレントや、サレルノ県のサレルノ、ポジターノ、アマルフィと結ばれています。また、この港からはフェリーでシチリア島、サルデーニャ島、ポンツァ島、エオリア諸島へも渡航することができます。

ミラッツォとは

ミラッツォ(Milazzo)はメッシーナの西に位置するイタリア領シチリア島北東部の都市で、その長い歴史と美しい海岸がよく知られています。町の旧市街には歴史ある城塞や中世地区に加え、様々な宗教的建造物が存在します。また、旧市街最大の見どころは18世紀の聖フランチェスコ・ディ・パオラ教会です。この建物のファサード(正面)は曲線を描いた階段と玄関の上のバルコニーが特徴です。内部には彫刻と金箔の施されたイエスとマリアの祭壇があり、中央には画家ドメニコ・ガジーニ(1420-1492)作の聖母子像が飾られています。

ミラッツォには主に18世紀に造られた比較的新しい地区があります。中心部はPiazza Caio Duilioで、東にはカルミーネ教会の美しい建物が位置しています。