サリーナ島⇒ナポリ線は、エオリア諸島とイタリアを結ぶフェリーのルートです。現在ダイレクトフェリーズは、この区間で3社の船会社を取り扱っています。SNAVは最多で週7便のフェリーを運航しています。Alilauroは週7便、Siremarは最多で週2便のフェリーを運航しています。
サリーナ島⇒ナポリ線では、エオリア諸島とイタリアの間において合計週16便のフェリーが就航しています。ご希望の出発日・時刻に最も近くお得なフェリーを予約するためにも、3社が運航する全てのオプションを比較してみましょう。
この料金は、お客様がお支払いされた平均の片道料金を表しています。サリーナ島⇒ナポリ線では車と搭乗者 1名が一番多く予約されています。
サリーナ島(Salina)はシチリア島北沖に浮かぶエオリア諸島の島です。諸島で二番目に大きなこの島は、東沿岸部のサンタ・マリーナ、北部のマルフィ、南西部のレーニの3つの地区に分かれています。4世紀より歴史の続くサリーナ島は、ギリシャ人の集落として誕生し、当時はDidymeと呼ばれていました。双子を意味するこの名称は、島内の二つの山に由来しています。また、町は青銅器時代から居住者がいたものの、発展しては放棄されを繰り返していました。サリーナ島で人気の観光名所は、島の名称にも由来するリングアの塩湖です。また、フォッサ山の中腹に位置する古代ローマの墓地や、マルフィとレーニの間に位置する教会Santuario della Madonna del Terzitoなどもおすすめです。この教会は島における宗教の中心地で、毎年7月23日には多くの巡礼者が訪れています。
サリーナ島にはサンタ・マリーナとリネッラの二つの港があります。この港からはナポリ、パレルモ、ミラッツオを訪れることができます。
ナポリ(Naples)は南イタリア最大の都市で、とりわけ同国のナポリ湾周辺で最も風光明媚な町の一つです。カンパニア州の州都であるナポリは、ギリシャ人により築かれ、その後ローマ人が領土を拡大した結果、豊かな歴史と素晴らしい建築物に満たされた町となりました。ナポリには有名な火山であるヴェスヴィオ山があり、日帰り旅行にぴったりなカプリ島、イスキア島、プロチア島も近辺に位置しています。また、約2000年前にヴェスヴィオ山の噴火で倒壊したポンペイとヘルクラネウムは、イタリアで最も興味深いローマ時代の遺跡の一つです。
ナポリの中心街は小型で、豪華な宮殿、美しい教会や修道院、城、その他の素晴らしい歴史的建造物で溢れています。その中には1294~1323年に建設されたドゥオーモ(ナポリ大聖堂)、イタリア建築の結晶である王宮、その裏に位置するオペラのサン・カルロ劇場、あらゆる所蔵品を見学できる考古学博物館、ナポリの地下都市(地下トンネル、通路、階段、様々な部屋、廊下が張り巡らされている)などがあります。