トラーパニ⇒ナポリ線はシチリア島とイタリアを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはLiberty Linesのみです。
こちらは週1便まで、約7時間の所要時間で運航されています。
トラーパニ⇒ナポリ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。
この料金は、お客様1人がお支払いされた平均の片道料金を表しています。
トラーパニ(Trapani)はイタリア領シチリア島の都市およびトラーパニ県の県都です。この町はエリミ人の集落であった時代から続く歴史を持ち、現在は重要な漁港およびエーガディ諸島への玄関口として機能しています。市内で人気の観光名所は大聖堂をはじめとした教会などの建物です。14世紀に造られた聖ロレンツォ大聖堂はビザンチン様式に改修された美しい教会です。また、市内のプルガトリオ教会も人気の観光名所として知られています。この教会に保存される20の彫像はミステリと呼ばれ、イースターの聖金曜日にはローブを着た市民により町中へ担がれて運ばれます。
トラーパニの中心部から少し離れた場所には山頂の中世都市エーリチェや、名産のワインで有名なマルサーラ、古代ギリシャの遺跡セリヌンテが位置しています。また、エーガディ諸島はトラーパニから30分の距離にあるため、島でのんびり過ごしたり、日光浴、水泳、スキューバダイビングに興味のある方はぜひチェックしてみましょう。
トラパーニの港は、エーガディ諸島以外にも、ナポリ、パンテレリア島、サルデーニャ島のカリアリ、チュニジアなどへフェリーで渡航できます。
ナポリ(Naples)は南イタリア最大の都市で、とりわけ同国のナポリ湾周辺で最も風光明媚な町の一つです。カンパニア州の州都であるナポリは、ギリシャ人により築かれ、その後ローマ人が領土を拡大した結果、豊かな歴史と素晴らしい建築物に満たされた町となりました。ナポリには有名な火山であるヴェスヴィオ山があり、日帰り旅行にぴったりなカプリ島、イスキア島、プロチア島も近辺に位置しています。また、約2000年前にヴェスヴィオ山の噴火で倒壊したポンペイとヘルクラネウムは、イタリアで最も興味深いローマ時代の遺跡の一つです。
ナポリの中心街は小型で、豪華な宮殿、美しい教会や修道院、城、その他の素晴らしい歴史的建造物で溢れています。その中には1294~1323年に建設されたドゥオーモ(ナポリ大聖堂)、イタリア建築の結晶である王宮、その裏に位置するオペラのサン・カルロ劇場、あらゆる所蔵品を見学できる考古学博物館、ナポリの地下都市(地下トンネル、通路、階段、様々な部屋、廊下が張り巡らされている)などがあります。